大相撲初場所初日を翌日に控えた7日、本場所会場の東京・両国国技館で、場所の安全を祈念する土俵祭りと、優勝額贈呈式が行われた。

 贈呈式後に取材対応した八角理事長(53=元横綱北勝海)は、土俵祭りに大勢のファンが集まったことに「一時のことを思えば感無量。大変な時期を乗り越えてきたという思いです。あの時期は寂しかったよ」と、感慨深げに話した。

 1年のスタート切る初場所で期待する力士には「完全復活してほしい」と白鵬の名を挙げた。また、大関陣にも「去年は2人(琴奨菊と豪栄道)が優勝して、1人(稀勢の里)が年間最多勝と頑張ってくれた。(場所を)面白くするのは、大関陣の奮起」と期待した。