東京・両国国技館で三賞選考委員会が開かれた。

 殊勲賞には、東前頭10枚目の地位で14日目に横綱白鵬と対戦し、初金星を挙げるなど優勝争いを演じた貴ノ岩(26=貴乃花)が初受賞した。

 敢闘賞には2横綱3大関を倒した小結高安(26=田子ノ浦)が選ばれた。高安は4度目の受賞となった。

 技能賞は2人で、2横綱2大関を倒し、前頭筆頭で2桁勝っている御嶽海(24=出羽海)と、四つ相撲が光った西前頭10枚目の蒼国来(33=荒汐)が、いずれも初めての受賞となった。