東前頭4枚目の栃煌山(30=春日野)が、横綱稀勢の里(30=田子ノ浦)を破って、昨年名古屋場所以来4個目の金星を獲得した。

 立ち合いで右の張り手を受けるが、ひるまず突進。もろ差しになり一気に寄り切った。「腰が入った。もろ差しは狙ってなかったけど良い立ち合いができた。押しにいこうと思って前に出ながら入った感じだった」と振り返った。この日は師匠の春日野親方(元関脇栃乃和歌)の55回目の誕生日で「そうですね。良かったです」と照れ笑いした。