大相撲の横綱稀勢の里(31)、大関高安(28)らが所属する田子ノ浦部屋は17日、徳島市の徳島文理大での3日間の合宿を打ち上げた。

 稀勢の里は高安と三番稽古を行い8勝3敗。連日の三番稽古で、高安に3日間合計で26勝6敗だった。

 初の徳島合宿を振り返り「よかったですよ。体づくりもできたし、いろいろプラスになった」と、7場所連続休場からの再起に向けて収穫を口にした。

 高安も「いい環境でいい稽古ができた。最初は手探りだったけど、3日間を通して徐々に良くなってきた」と、5月の夏場所を全休し、かど番で迎える名古屋場所(7月8日初日、ドルフィンズアリーナ)に向けて手応えをつかんだ様子だった。