大相撲の横綱鶴竜(32=井筒)が27日、心臓の手術を受けた母国モンゴルの子どもが入院している都内の昭和大学病院を慰問に訪れた。

 手術を受けた子どもは同郷で元小結白馬の妹の生後2カ月の娘。モンゴルで心臓病の子どもたちを救うNPO法人「ハートセービングプロジェクト」を利用して、今月に同病院で手術を受けた。近日中にも退院できるほど回復した子どもを抱き上げ、両親らと手術の成功を喜び合い「難しい手術をしていただいて感謝です」。あす29日から始まる夏巡業に初日から参加するといい「1カ月もありますからね。最初は軽めで秋場所に向けてだんだんと上げていきたい」と話した。