16年秋場所以来13場所ぶりに返り咲いた小結魁聖(31=友綱)が9日、日本相撲協会に「左腓腹筋内側の肉離れにより、約2週間の安静を要する見込み」との診断書を提出して、九州場所(11日初日、福岡国際センター)を休場することが決まった。6日の春日野部屋への出稽古中に負傷していた。

この日、福岡国際センターで行われた取組編成会議に出席していた、師匠の友綱親方(元関脇旭天鵬)は「3日ぐらい休んだら出てくる。とりあえず様子を見る」と、途中出場させる予定であることを明かした。久しぶりの三役返り咲きということもあり「いい稽古をしていたからもったいない」と初日からの休場を悔やんだ。