大相撲春場所の初日を翌日に控えた9日、土俵祭りがエディオンアリーナ大阪で行われ、三役以上の9力士が出席した。

横綱白鵬(33=宮城野)は「ケガなく15日間(相撲を)とりきれるように。それだけですね。頑張ります」と言葉少なに抱負を語った。

初日は因縁の北勝富士戦。先場所は4日目に対戦、土俵際で驚異の粘りを見せて勝ったものの、土俵下に飛び降りる形となり、右脚で着地し、膝下に血腫を負った。結果的に、それが11日目からの3連敗、14日目に休場という失速劇の遠因になった。42度目の賜杯へ。意欲満々で臨む「平成最後の場所」がいよいよ幕を開ける。