[ 2014年6月13日18時49分 ]

 アジアサッカー連盟(AFC)は、12日に行われたW杯開幕戦のブラジルvsクロアチアで主審を務めた西村雄一氏について、「力強いパフォーマンスを見せた」と称賛した。英サッカーサイトのフォー・フォー・トゥーが13日に伝えている。

 この試合で、ブラジルの逆転ゴールにつながるPKを宣告した西村主審に対し、クロアチアを中心に各方面で非難の声が挙がっていた。AFCはPKを獲得したフレジの倒れ方が、オーバーだったかもしれないと認めつつも、「(西村は)プレッシャーのかかる中、ブラジルにPKを与えることも含めて、力強い判定を行った」とコメント。6万人を超す観客の前で、西村主審が自然体で判定を行ったと強調した。

 2010年のW杯南アフリカ大会準々決勝のオランダvsブラジルでも主審を務めた西村主審は、悪質なプレーと見ると否やブラジルのフェリペ・メロに対してレッドカードを提示するなど、その堂々と判定を下す姿勢が以前から高い評価を受けていた。【超ワールドサッカー】