AKB48島田晴香(24)が18日、動画配信サービス「SHOWROOM」で、グループ卒業と芸能界引退を発表した。

 「私、島田晴香はAKB48を卒業します。時期は9月をメドに考えていて、詳細は決まってないですけど、それまで走り抜けたい」と語った。その上で、「AKB48を卒業するとともに、芸能界を引退させていただきます。AKB48に入ったのが芸能界に入るきっかけだったので、やめるとともに芸能界をやめたいなと思い、こういう決断になりました」と話した。3年ほど前から卒業を考えていたという。

 島田は放送中のテレビ朝日系ドラマ「豆腐プロレス」で、悪役レスラーのユンボ島田を演じている。この日、朝の情報番組などで「プロレス転向か」と伝えられたことから、「プロレス転向はしないですからね」と否定。「団体さんからは昔、声をかけていただいたことがある。『デビューした方がいいんじゃないか』と言われたけど、今回はその発表じゃない。ツイッターでは『プロレスに転向するんだって』しか流れてこない。それだけ『豆腐プロレス』を一生懸命やってるということでしょうね」と分析した。

 今後は具体的には明かさず、「普通の女の子に戻ります」と話した。実家は静岡の旅館だが、「まだ継ぎません。お父さん、お母さんがまだ頑張っているので」と話した。

 立候補している選抜総選挙は、予定通り出馬する。「ファンの方と一緒に楽しめたり、喜びを分かち合えたりするイベント。まりやんぬ(鈴木まりや)さん、(中村)麻里子も卒業発表して、圏外歴が長いのが私。(AKB48に)いるからには総選挙には出るべきだし、少しでも盛り上げられたらと思ってます。結果じゃなく、総選挙を皆さんと楽しめたり、盛り上げられたら」と最後のお祭りを楽しむつもりだ。

 島田は09年加入の9期生で、同期には昨年卒業して女優に転身した島崎遥香(23)48グループ総監督の横山由依(24)らがいる。