乃木坂46の伊藤寧々(18)が19日、グループから卒業した。同日、東京・六本木ブルーシアターで、特別ライブが行われた。メンバーの卒業を記念した公演が開催されるのは、グループ創設以来初めてだった。

 途中、メンバーによって伊藤の母親からの手紙が読まれるサプライズがあった。メンバーの寄せ書きがされた似顔絵が贈られると、「うれしい…」と涙した。伊藤の親友で、非公式ユニット「伊藤ちゃんず」を結成していた伊藤万理華(18)と2人で「孤独兄弟」を歌い、得意のバック転も披露した。

 最後のあいさつでは、涙声で感謝の言葉を重ね、ファン900人から大歓声を浴びた。

 「乃木坂46で、スターティングメンバーとして3年間、活動できたことは、私にとって誇りです」「人の縁ってすごいなって、すごく感じられて、そんなメンバーとファンのみなさんに囲まれて、すっごいすっごい幸せです。ありがとうございました」

 この日は、メンバー代表5人対ファン代表10人のクイズ対決や、「13日の金曜日」のメロディーにのせてのサインボールプレゼントなどの企画も行われた。