女優桜庭ななみ(17)が17日、都内で行われた、映画「最後の忠臣蔵」(杉田成道監督、12月18日全国公開)の完成報告会見中に、「すごい緊張してて…この順番で来るかと」と慌てて答えた。質疑応答の最後に、司会者から「忠臣蔵の魅力は?」という、抽象的で難しい質問が飛んだ。桜庭は大ベテランの歌舞伎俳優片岡仁左衛門(66)の次に質問が回ってきて、苦しくなってしまったようだ。

 今度は、司会者が気を使い、片岡の次に俳優佐藤浩市(49)、主役の役所広司(54)、杉田監督に質問を振り、桜庭の順番を最後にした。桜庭は「学校の授業で忠臣蔵を習って『何で死んじゃうんだろう』と、バカなことを考えたりもするんですが、そこが昔の侍のきれいですばらしいところ。同世代の人にも、映画を見て伝わってもらえばいいです」と、今度はバッチリ答えた。