9月1日開幕のベネチア国際映画祭の出品作品が29日、発表され、日本からは4作品が参加することになった。最高賞「金獅子賞」などの対象となるコンペティション部門に、「十三人の刺客」(三池崇史監督、9月25日公開)と「ノルウェイの森」(トラン・アン・ユン監督、12月11日公開)が出品される。現地での上映には、両監督や「十三人の刺客」主演の役所広司、「ノルウェイの森」主演の松山ケンイチ、菊地凛子らが参加する予定。革新的な作品を紹介するオリゾンティ部門では、吹越満主演の「冷たい熱帯魚」(園子温監督、来年正月公開)と和田淳監督のアニメ作品「春のしくみ」が出品される。