釣り好きの俳優哀川翔(54)が29日、神奈川・箱根町の芦ノ湖で旬のワカサギ釣りに興じた。

 車で約1時間の静岡・熱海でフジテレビのドラマ「テディ・ゴー!」(10月10日スタート)の撮影中で、出番の合間にサオを出した。

 箱根町は今年5月、大涌谷から噴火の兆候を示す白煙が大量発生し、現在も湖尻地区に抜けるロープウエーは営業停止のまま。5月から3カ月連続で宿泊客は昨年比で2~3割減った。哀川は箱根に別荘を構えるほどの箱根フリークで、今回は釣り好き芸能人を引き連れてきた。

 哀川は湖尻沖で約2時間、200匹を釣り上げ「高校卒業まで桜島のある鹿児島で暮らした。自然災害とは、うまく付き合うしかない。芦ノ湖のワカサギはエサなしの空バリで釣れてるから簡単。食べてもおいしい。みんなも来てくれ」と訴えた。釣りたてのワカサギのフライを食したあと、撮影の待つ熱海に引き返した。

 哀川の呼び掛けで、柔道男子日本代表監督だった篠原信一氏、格闘家小川直也、よゐこ浜口優、175R(イナゴライダー)SHOGO、安田大サーカスHIRO、劇団☆新感線橋本じゅん、俳優八神蓮(れん)、ガールズバンド「ラベンダー」岡田万里奈、元AKB佐藤由加理ら20人が集まった。

 日本テレビ「ザ!鉄腕!DASH!」でTOKIOと競演する水辺の専門家、木村尚さんも参加し「翔さんは、本当に釣りが好きなんですね。愛を感じましたよ。すてきです」と感心していた。