演歌歌手氷川きよし(38)が1日、東京・池袋サンシャインシティ・アルパ噴水広場で、新曲「愛しのテキーロ/男花」の発売記念イベントを行った。同所でのイベントは約3年ぶり5回目。

 4階までぎっしり埋まった女性ファンは約2000人。ラテン系の「愛しのテキーロ」では、情熱的な真っ赤な衣装で胸を大胆に開け、セクシーに腰を振って、何度も声援を浴びた。

 演歌歌手としてデビューして16年目だが、この曲を最初に聞いた時は「戸惑った」という。しかし振り付けにも積極的に関わるなど、あらたなチャレンジに意欲的に取り組んでいる。

 両A面シングル曲「男花」はファンの熱心なリクエストがあってシングルカットされた。「ファンの人から直接、言われたこともありました」と話した。

 芸能界は結婚ラッシュだが「相手は価値観の合う女性がいいです。『歌手氷川きよし』を愛してくれる人。でもこれは縁ですからなかなか。1日2公演を終えると、夜はヘトヘトで家に帰るし」。

 ファンの熱い思いをヒシヒシと感じながらの毎日で、当分は“歌が恋人”だという。