V6岡田准一(35)主演映画「海賊とよばれた男」(来年冬公開、山崎貴監督)の製作発表会見が28日、都内で行われた。岡田主演、山崎監督で昨年の邦画興収1位の大ヒットを記録した映画「永遠の0」(13年公開)チームが再結集する作品で、岡田の妻役として綾瀬はるか(30)の出演も決まった。岡田は「現場は毎日楽しい。『0』がライバルで、それを超える感動を届けられるんじゃないか。見出しに書くなら『超えたい』にしておいていただけますか。素晴らしい作品になるよう頑張ります」と意気込んだ。

 「永遠のO」作者百田尚樹氏のベストセラー小説の映画化で、出光興産の創業者出光佐三をモデルにした、岡田演じる主人公・国岡鐡造が石油事業を巡る数々の苦難を乗り越える姿を描く。会見には、岡田と映画初共演となる綾瀬も出席。綾瀬は13年NHK大河「八重の桜」、岡田は14年「軍師官兵衛」に主演し、大河主演コンビとなる。

 大みそかのNHK紅白歌合戦で紅組司会が決まるなど勢いづく綾瀬だが、会見でも「遅れての参加ですが、みなさん仲が良く、笑顔だったので熱い作品になると確信しました」と笑顔。山崎監督も「男だらけの現場なので、綾瀬さんが来るとキャストのハシャギぶりがすごい」と、いいムードであることを明かした。共演は吉岡秀隆、小林薫、染谷将太、鈴木亮平ら。