吉本興業が、2018年を目標に沖縄県内に「世界で活躍できるエンターテインメント人材の育成」を目的として学校法人を設立することを決めた。同社が20日発表した。

 18年の開校を目指して、自治体と具体的な検討を進めていくとしている。

 吉本興業は毎年、沖縄国際映画祭を開催しているが今年で8回となる。こうした取り組みの中で「人材育成」の大切さを知り、その中核となる取り組みとして学校法人を設立するという。ダンスや歌唱、漫才や演技のほかバックヤードの仕事も考え、国内外から一流の講師を招くとしている。

 同社はアジア進出にも力を入れており、総合的な戦略の一環といえそうだ。