全日本プロフェッショナル競技ダンス選手会(ABDC)の設立発表記者会見が14日、都内で行われた。

 これまで、日本ダンス界には複数の団体が存在していたが、さらなるダンス業界の活性化のため、「選手の大同団結」をはかるべく、同会が設立された。今後は、各協会の合同イベントを実施するほか、ダンスによる舞台公演やフラッシュモブなどダンス振興や発展のための事業を展開していく。金光進陪会長(36)は「ダンス界の発展のために、上部団体とも協議を重ねていきたい。今後は他ジャンルとの交流も考えていきたい」と話した。

 同選手会には、山東昭子参院議員や、芸能事務所プロダクション尾木の尾木徹社長、女優草村礼子らが賛同人として名を連ねている。またこの日の会見には、ダンサーの黄帝心仙人も出席し、パフォーマンスを披露。「僕はストリートダンスの業界でやっていますが、同じダンス。ダンスがどんどん広がっていく喜びを感じます」と笑顔を見せた。