演歌歌手三山ひろし(35)が26日、東京・渋谷区の上原こども園を訪れ「夏休みの課外授業」と題して、保育園児に得意のけん玉などを指導した。

 けん玉の2級指導員の資格を持つ三山が、日本の伝統芸能を伝えようと、けん玉や紙飛行機など、21人の園児とふれあった。「現代はハイテクですし、スマホゲームも流行ってますけど、あらためて実際の世界で楽しむことを感じてほしい」と思いを伝えた。

 実際に、3歳の長女、1歳の長男の2児の父でもある。子育ては「順調です」としながら、この日は多くの園児を前に「まとめるのは難しい。ギュッと見てもらえるような力が大切だと、勉強させてもらいました」と話した。

 最新曲「四万十川」は、今年2月の発売以降、出荷数が9万5000枚となっている。昨年に続く、大みそかの「NHK紅白歌合戦」に向けても「紅白でぜひ地元を歌った曲を歌いたい。昨年出していただいて、今年も手応えがあります」と意気込んでいた。