女優有村架純主演の次々期NHK連続テレビ小説「ひよっこ」(2017年4月3日スタート)の共演者発表会が26日、都内の同局で行われた。父親役の沢村一樹、母親役の木村佳乃ら、茨城を舞台にした「故郷編」の主要キャスト10人がお披露目された。

 朝ドラ初出演となる沢村は「NHKでせりふのある役をいただくのは(「サラリーマンNEO」の)セクスィー部長以来。万全の意気込み」と笑わせた。バラエティー番組ではエロ路線でもおなじみとあって「いろんなあだ名のイメージをこの番組で払拭(ふっしょく)したい」と語った。

 「とにかくさわやかに、そして、とにかくさわやかに」と「さわやか」を4連発して意気込んだが、有村の印象を聞かれると「架純ちゃんのことは10代のころから目を付けていた」とセクスィー部長路線で再び笑わせ「俳優に株があるなら、この子の株は買いだなと思っていた。こんなに早く父親役で共演できてうれしい」と話した。

 菓子浩チーフプロデューサーによると、沢村は第1週から登場し、東京へ出稼ぎに行ったまま「早くから行方不明になる」役どころ。有村は「沢村さんとは初めてお会いしましたが、劇中でも外でもなかなかお会いできない」と笑い「本当の親子のように見せられたら」と抱負を語った。