静岡の人気タレント久保ひとみ(47)が、女優新垣結衣(28)及び日本シリーズと好勝負を繰り広げていたことが26日、分かった。

 久保は、25日放送の日本テレビ系情報バラエティー「幸せ!ボンビーガール」(火曜午後10時)にVTR出演した。しかし、同時間帯にはテレビ朝日系「報道ステーション」が放送され、当初の放送枠に収まらなかった日本シリーズの日本ハム対広島をそのまま生中継。TBS系では新垣と星野源(35)が出演で人気の連続ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」(火曜午後10時)を放送していた。

 全体を通すと、静岡地区での平均視聴率は「ボンビー」=15・3%、「逃げる」=17・4%、「報ステ」(日本シリーズ中継込み)=19・2%。ただ、久保が登場した10時30分以降は、「ボンビー」の数字が急上昇していた。一方で、同33分には「報ステ」内での日本シリーズ中継が終了し、スタジオからの放送に切り替わった。その影響もあってか、同45分頃からは「ボンビー」が、同時間帯でのトップに立ち、浜松市内の久保宅での料理シーンでは、19・1%(瞬間最高はエンドロールでの19・6%)をマークしたという。

 久保は、静岡ではCM10本に出演する人気ローカルタレントで、9月15日の日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」に代打MCで出演した際は、静岡地区の瞬間最高視聴率18・0%に貢献した。その明るいキャラクターに目をつけて久保に出演をオファーした「ボンビー」も、前4週平均視聴率12・5%だった。そのことも含め、この日、激戦の中での平均15・3%、久保登場からの急上昇は、あらためてその人気ぶりを証明した形になった。