20日発売の写真誌フライデーで、17歳女子高生との淫行疑惑が報じられたお笑いタレント狩野英孝(34)が今日21日、都内で会見し自らの口で説明する。関係者によると、会見では当面の芸能活動謹慎を発表する予定。ただ、淫行疑惑については「18歳未満とは知らなかった」と故意を否定するとみられる。所属事務所サイドから謹慎による出演辞退の申し出を受けたテレビ局もあり、放送中止となったレギュラー番組や出演部分をカットするラジオ番組も出た。イケメンキャラでブレークした狩野が芸人生命のピンチに陥った。

 同誌によると相手は千葉県の通信制高校2年生。同誌には知人が証言しており、女子高生は昨年末まで通称「地下アイドル」だった。狩野のライブに通っていたことから昨年5月、ツイッターで連絡を取り合うようになり会う仲に。同11月上旬には狩野宅で半同居状態になり、この知人は性的関係もあったとみている。今月15日に同誌の取材を受けた狩野は「出会った時から『22歳です』と言っていた」と説明。昨年11月中旬に女子高生から17歳と告白されその後2度と会っていないとし、自宅に泊めたことは認めたが交際や肉体関係は否定した。

 関係者によると、この女子高生は2人組ユニットで活動し昨年はユニット名義で自主制作CDを出したり、秋葉原などでライブに出演。ツイッターに自身の顔と狩野の顔写真を合成させた画像をアップするなど、2人の関係をうかがわせるツイートを繰り返していた。狩野と親密になる直前のユニット名義のツイッターでは「16歳」と年齢を記していたこともあり、かつ、前髪をそろえたツインテールの髪形が特徴の童顔系のかわいい顔で、狩野が長期間、18歳未満と疑わなかったのか疑問も残る。

 狩野は12年に一般女性と結婚したが約1週間で浮気が発覚し14年離婚。昨年2月には歌手川本真琴(43)タレント加藤紗里(26)らとの“6股交際”疑惑が報じられた。