17年の長寿シリーズの劇場版第4作「相棒-劇場版4-」(橋本一監督、2月11日公開)の規格外の披露試写会が14日、東京・六本木ヒルズで開催された。

 作品の人気を物語るように、東映作品にもかかわらず東宝系の9スクリーンで一斉に上映される異例のスタイルとなった。

 主演の水谷豊(64)と4代目相棒の反町隆史(43)をはじめ、仲間由紀恵(37)及川光博(47)石坂浩二(75)鈴木杏樹(47)北村一輝(47)鹿賀丈史(66)らメインキャスト15人がずらりと顔をそろえた。

 水谷は「これまで3人の相棒と映画版ができて、ソリ(反町)との作品が映画にならなかったら申し訳ないと思っていました。ほっとしているんです。ソリはこう見えてとっても優しいんです。(テレビシリーズで)2年目に入って、ちょうどいい距離感になってきました」と笑顔を見せた。

 反町も「水谷さんにリードしていただいて、ここまで来ました。実は4代目として、もし僕の出ている間に映画にならなかったら、どうしようと、心配だったんです」と返し、息のあったところを見せた。

 午後5時半に最初の劇場で舞台あいさつしたのを皮切りに2人は9スクリーンを4時間余りかけて回るという。