第59回ブルーリボン賞(主催・東京映画記者会=日刊スポーツなど在京スポーツ7紙の映画担当記者で構成)の授賞式が8日、東京・霞が関のイイノホールで行われた。

 杉咲花は「湯を沸かすほどの熱い愛」で、いじめに遭いながらも母の強い愛を受けて自立する女子高生を演じ、助演女優賞を獲得した。杉咲は「力不足、反省するところもたくさんあったけど、自分にとって忘れられない映画。まさかこんな形で、映画と一緒にこの場に立たせていただけることが幸せ」と話し、支えてくれた家族にも感謝を伝えた。客席には中野量太監督の姿もあった。