関ジャニ∞安田章大(32)が8日、都内で主演舞台「俺節」(5月28日から東京・赤坂ACTシアターなどで上演)の制作発表に出席した。演歌歌手を目指して青森から上京した主人公を演じる。

 作品にちなんで思い出の曲を聞かれると「お父さんがずっと聴いていた美空ひばりさんの『川の流れのように』『愛燦燦』です」と即答。今でも動画サイトで当時の映像を見たり、CDで聴いたりしている。「美空ひばりさんの最後の東京ドーム公演の『愛燦燦』がたまらなくてね。歌い終わった後、美空ひばりさんが自分の人生について話し出すんですよ。あの言葉、たまらないです。俺にとっての『俺節』です」と熱く語った。「歌謡界の女王」と呼ばれたひばりさんは89年に死去した。「知らない若い方がいれば、検索してください。絶対に心に刺さると思います」と訴えた。

 日本語舞台初出演でヒロイン役のシャーロット・ケイト・フォックス(31)らも出席した。