マリリン・モンローの遺作「荒馬と女」(1961年)の未公開ヌード映像が見つかったことが15日までに分かった。米FOXニュースなどによると、同作でメガホンをとったジョン・ヒューストン監督が撮影した史上初となるはずだったモンローのヌードシーンは必要性がないとして本編では使用せずにお蔵入りしていた。

 その後、映像の行方が分からなくなり、長年にわたって破棄されたものとされていたが、このほど作家のチャールズ・カジッロ氏がモンローの伝記本を執筆するためにプロデューサーのフランク・テイラー氏の息子にインタビューしたことで、存在が判明した。映像が今後公開されるかどうかは明らかになっていない。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)