人気グループ嵐が5日、東京、台北、ソウル、上海を回るアジアツアーを東京・国立競技場でスタートした。日本最大級の会場で単独公演を行った国内アーティストはSMAP、DREAMS

 COME

 TRUEに続き3組目。7万人を動員したステージは11トントラック270台分の機材を搬入するスケールで、ツアー全体には10億円の製作費がかけられた。デビュー10年目。大きな嵐になった。

 ツアーのために用意した新曲「Re(mark)able」はステージが組まれたピッチからリフトに乗り、火がともされた観客席後方の聖火台に上り歌った。ラストソング「One

 Love」では、白い風船5万個が一斉に上がり、夜空を鮮やかに彩った。ステージ上に設置された噴水は水しぶきを上げ、歌い終わると同時に花火が高々と打ち上げられた。その後、アンコールは6曲も続いた。