子宮疾患の治療のため10月末から活動休止を発表した歌手大黒摩季(40)が31日、最後の歌手活動となる劇場版「仮面ライダーオーズ&ダブルfeat.スカル」の主題歌公開レコーディングを都内で行った。同曲は歌手吉川晃司(45)とユニットコンビ「Daikichi~大吉~」を組み、今回レコーディングに臨んだ。アマチュア時代から吉川にあこがれていたと話す大黒は「障子1枚越しの距離ですれ違っていたところで、こうして急にギュッと近づけて、夢がかないました」と喜んだ。

 報道陣約40人を前に、今後の治療に向けて吉川から激励を受けると、大黒は「これまで走り続けていたので、先の不安もあるけど、まずは部屋を片付けて、置いてきたものを拾う時間にしたい。皆さん、ありがとう、感謝です」と最後まで涙は見せなかった。

 [2010年10月31日23時11分]ソーシャルブックマーク