女優の北川景子(27)が26日、かねて熱烈なファンであることを公言している宝塚歌劇団の花組トップスター蘭寿とむが卒業したことを受け、蘭寿への熱い思いを自身のブログにつづった。

 今月11日に同劇団を卒業した蘭寿について、「蘭寿様の『復活』を観劇し、蘭寿様に出会い、宝塚に出会い、人生が本当に輝きました。あの日、男役・蘭寿とむ様に出会ったことは、私の人生の一番の衝撃だったように思います」と、その出会いから振り返った北川。「舞台人としてのストイックな姿勢、与えてくださった夢、感動、彩り、すべてが私の宝物です」と、蘭寿から大きな影響を受けたことを明かした。

 退団が発表されてから、「全力で応援して、必ず最後まで笑顔でお送りしようと決めていました」という北川。だが、これまで「命をかけて」愛してきた人との別れに際しては涙してしまうかもという不安もあったという。それでも最後の公演で蘭寿を目にすると、「宝塚が、劇場が、変わらずずっとそこにあって、20年こんなにも素敵(すてき)な方が生きておられたのか思うと感謝と、歓(よろこ)びと、この方と出会い、ファンになれた誇りでいっぱいでした」と、自然と笑顔になれたという。

 宝塚ファンとして、蘭寿ファンとしての歴は浅いとのことだが、「蘭寿とむ様のために自分なりにやりきった、最後まで見守れた、という満たされた幸せは一生忘れません」と、その思い出を胸に刻んだ北川。「初めてここまで人を愛して

 初めてこんなにも大きな幸せを知りました」と、大切なものを教えてくれた憧れの人に向けて、「蘭寿とむ様、ご卒業おめでとうございます。本当にありがとうございました。これからのまゆ様の人生も愛と光に満ち溢(あふ)れていますように」との思いをつづった。