吉本興業は30日、都内で会見して来月中旬に合弁会社「MCIPホールディングス」を設立して、ノウハウを生かしてアジア各地で日本のコンテンツを創造、発信することを発表した。官民ファンドのクールジャパン機構が11億円、吉本、電通、イオンモール、ソニー・ミュージックエンタテインメント、ドワンゴ、滋慶学園グループが合わせて11億円を出資、計21億円のプロジェクト。

 新会社の社長に就任予定の横手志都子氏(45)は「アジア各国から発信していく。クールジャパンの出資をあおいだことで、今まで吉本がトライ&エラーを繰り返してきたことが、スピード感を持って行えるようになる」と話した。