タレント加藤茶(71)が5日放送のフジテレビ系「ノンストップ!」で、昨年6月にかけられた自身の重病疑惑について言及。真相は風邪ではなかったことを初告白した。

 加藤は昨年6月9日放送のNHK旅番組「鶴瓶の家族に乾杯」にゲスト出演した際、ろれつがまわらない口調や反応の遅さを落語家の笑福亭鶴瓶(63)から心配されていた。さらにネット上でも重病説が噴出していたが、その後、妻の綾菜さんが収録時は風邪だったとブログで説明した。

 だが、真相は違った。「ノンストップ!」に出演した加藤と綾菜さんは、加藤が「鶴瓶の家族に乾杯」収録前日に病院に運ばれていたことを初めて明かす。綾菜さんが、寝室で全身けいれんしていた加藤を発見したのだという。診断の結果けいれんの原因は薬の飲み合わせが悪かったからだとわかり、収録後は薬を抜くため約1週間入院していたと語った。

 加藤は、「体調が悪いのは自分でもわかってるんですけど、無理すれば仕事はできるから仕事をしていた」と振り返る。退院後に放送を見た感想は「やっぱり異常」だったそうで、「あれ見たら皆心配するわ」と納得していた。