人気子役の芦田愛菜(9)が、映画単独初主演を飾ることが25日、分かった。

 「世界の中心で、愛をさけぶ」などの行定勲監督(44)が手掛ける映画「円卓」(14年公開予定)でこの日、大阪府内の撮影現場を公開。今年に入ってメディア露出が少なかった愛菜ちゃんだが、どぎつい関西弁でほえるキャラクターを元気に演じた。

 今年の上半期、すっかりお茶の間から姿を消していた愛菜ちゃんは、ひそかに初主演映画という大きい仕事に取り組んでいた。

 「うるさい!

 ボケェ!!」「このガキ~、何しくさっとんねん!!」

 撮影現場に入ると、これまでの愛菜ちゃんからは想像もつかないドギツイ関西弁で、怒鳴り散らしていた。大阪の団地に住む温かい大家族の娘役。今年は、テレビの露出はスバルのCMぐらいで、ドラマもバラエティーも出演を控えていたが、愛菜ちゃんは元気いっぱいのままだった。