中村勘三郎(52)を中心とした歌舞伎「夏祭浪花鑑」の欧州公演が14日、ドイツの首都ベルリンの「世界文化の家」で始まった。詰めかけた観客は日ごろ経験できない日本の伝統芸能に引き込まれ、ある地元紙の文化担当記者は舞台を飛び出して観客席をも走り回る演出に「カブキは静かな世界だと思っていたが、笑いもあり動きのある一大スペクタクルだ」と驚いていた。ベルリン公演は21日までで、ルーマニア・シビウの国際演劇祭でも公演した後、6月10日から東京・渋谷シアターコクーンで凱旋(がいせん)公演が行われる。