フォーリーブスはアイドル王国「ジャニーズ事務所」の礎を築いた。元祖アイドルグループだった「ジャニーズ」が解散した67年にそのバックダンサーとして結成され、同年秋のメンバー交代で青山孝さん(当時)が加入。翌68年にレコードデビューした。60年代はグループサウンズの全盛期だったが、後半には衰退期を迎え、歌って踊れるアイドルグループのフォーリーブスが人気者になった。

 4つの葉のクローバーにちなんで命名され「メンバー4人全員がスター」の方針のもと、ジャニーズの付き人だったコウちゃんこと北公次は歌とアクションで存在感をみせた。子役出身のトシ坊こと江木俊夫は三枚目キャラクターで人気者になり、児童劇団からモデルをしていたマー坊ことおりも政夫はグループの進行役だった。その中で、東京音楽学院の特待生だったター坊こと青山は歌唱力に優れ、音楽面のリーダー的役割を果たし、4人の中で最も人気があった。グループ活動しながら日大芸術学部演劇科に入学した努力家でもあった。

 歌だけでなく、バラエティや映画・ドラマにも出演する「ジャニーズ」アイドルの原型だった。

 代表曲「地球はひとつ」「夏の誘惑」「ブルドッグ」は、今もジャニーズの後輩がテレビやライブで披露するなど、歌い継がれている。

 [2009年1月29日7時39分

 紙面から]ソーシャルブックマーク