ボクシング元WBC世界ライト級王者でタレントのガッツ石松(本名鈴木有二=すずき・ゆうじ)さんが6月2日、肺炎のため、都内の病院で亡くなった。76歳だった。11日に所属事務所が発表した。近親者のみで葬儀・告別式が執り行われ、お別れの会などは未定。
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ガッツ石松さんは生前の04年11月に、自身の墓を建立していた。故郷の栃木・鹿沼市「さつき霊園」にあり、黒い墓石に金字で「ガッツ家之墓」と彫られている。笑った似顔絵に加え「OK牧場」のプレートも。ボクシング世界ライト級王者に輝いた「栄光の戦績」が刻まれ、チャンピオンベルトやグローブを色やデザインまで精巧に再現した石造モニュメントも飾られている。さらに「みんな親孝行してるかい」などと大切にしていた言葉も墓誌に刻印。すでにファンの間で観光地化されており「ガッツ家の墓はこちらです」の案内看板も立てられている。
きっかけは同市の英雄として、石材業や霊園管理などを手がける「株式会社ミササ」のイメージキャラクターを務めたことだった。建立に立ち会った同社取締役は11日、日刊スポーツの取材に応じ「亡くなったのは本当に残念でならない。気さくで言い方ですし、栃木県民として地元のヒーロー。弊社のコマーシャルに出演していただいたことで『お墓を造ろう』という話になりました」と説明。同霊園は同社が管理を任されているが「ガッツさんの実家も見えるくらいすぐ近く。『地元だからここのお墓に入るんだ』とおっしゃっていました…。思い出もいっぱいあります」と、こんなにも早く現実になってしまったことに肩を落とした。【鎌田直秀】



