Sexy

 Zone、A.B.C-Zらジャニーズ事務所若手アイドル総出演の舞台「ジャニーズ2020(トニトニ)ワールド」が7日、東京・丸の内の帝国劇場で開幕した。昨年、作・構成・演出を手掛けるジャニー喜多川氏(82)のギネス記念舞台として初演。今年はさらにスケールアップした。

 主要キャストが挑戦するフライングは計23種類で、ジャニー氏が手掛けた作品の中でも最多。Sexy-佐藤勝利(17)菊池風磨(18)は、気持ち良さそうに何度も上空を舞った。

 Sexy-は成長を印象付けた。中島健人(19)は高さ10メートルから客席近くまで落下するバンジージャンプに何度も挑戦し、「自分に羽がついてると思うぐらい、役に入っちゃう。みんなにチューしないように気をつけます」。何度も客席スレスレまで接近した。上半身裸でパフォーマンスする場面では、ファンを大喜びさせた。「僕たちはセクシーなラブを届けていきたいので、お・も・て・な・しだけじゃなく、お・へ・そ・出・しもね。一回り男っぽくなれたかな」。

 題名通り、20年東京五輪を意識した演出も盛り込まれた。A.B.C-ZやジャニーズJrがアクロバットと歌で、華やかな未来の祭典をイメージさせた。

 7日未明に、サッカーW杯ブラジル大会1次リーグ組み合わせが決定。ジャニー氏を投影したプロデューサー役のHey!Say!JUMP薮宏太(23)は早速、ザックジャパンの1次リーグ結果を予想し、「1勝2分けかな。楽しみですよ。(同作もW杯と)同じワールドがついているので」。W杯に負けない熱いパフォーマンスを誓った。【近藤由美子】