女優綾瀬はるか(29)が、3歳年下の俳優松坂桃李(26)と交際していることが12月31日、分かった。2人は、昨年5月に公開された映画「万能鑑定士Q-モナ・リザの瞳-」での共演をきっかけに関係を深めていった。国民的人気の女優と勢いのある二枚目俳優。2015年元日早々、衝撃のビッグカップル誕生だ。

 出会いは、昨年5月に公開した映画「万能鑑定士Q」の初共演だった。綾瀬は、13年に主演した大河ドラマ「八重の桜」の収録を終えた同年秋、「万能-」の撮影に入った。11月末には、パリでのロケに入り、ルーブル美術館でのクランクアップの瞬間は、2人で大喜びでハイタッチしていた。撮影期間の綾瀬は、主演として現場を盛り上げ、スタッフや共演者に細かい気を配っていた。そんな綾瀬の姿を見続け、松坂は「透明感がありすぎて、見えなくなってしまうと思ったくらい」と感激していた。

 複数の関係者によると、カメラが回らない裏の素顔も、ピュアで穏やかでかわいらしい天然ボケを見せる綾瀬に、松坂は自然とひかれていったという。綾瀬も、夜遊びもせず常に誠実に演技に取り組む松坂に好意を抱いていた。

 昨年4月から5月末までの映画のPR活動のころには、すっかり親密さは増していたという。2人とも役者仲間らと飲み歩くような私生活を送らないため、関係が広く知られることはなかった。ただ、本当に信頼できる筋にだけは、こっそりと交際が始まったことを明かしていた。

 綾瀬は、オリコンが10~40代の男性に聞く「恋人にしたい女性有名人ランキング」では、昨年も1位に輝くなど、各方面の好感度調査で1位になり続けている。昨年10月期の日本テレビ系連続ドラマ「きょうは会社休みます。」で主演。自分の魅力に自信がない“こじらせ女子”を好演し、女優としての評価も高めた。ドラマでは福士蒼汰が演じた彼氏は、9歳下だったが、現実の彼氏となった松坂は3歳下。長身と甘いマスクでモデルとして人気を獲得後に、俳優に転身した。12年には、石原裕次郎さんのようなスター候補が受賞する「日刊スポーツ映画賞石原裕次郎新人賞」に輝くなど、今、最も期待される若手俳優の1人だ。

 実は、昨年12月28日の日刊スポーツ映画大賞授賞式で、松坂は意味深な対応をしていた。石原裕次郎新人賞受賞者、東出昌大(26)が、杏(28)との結婚報告をした際、プレゼンターの松坂は、壇上で裕次郎さんの妻まき子さんから「あなたはどうなの?」とマイクを向けられて動揺。「えっ、ぼ、僕ですか。同世代の方がどんどん家庭を持って…。僕は自分のペースでやっていこうと思います。まだそこまでのニュースを発表できるような感じでは…」と話していた。

 今年3月には綾瀬が30歳になるが、お互いに多忙なため、松坂が話したように即結婚ということはなさそうだ。ただ、既にお互いの自宅を行き来し、同じ時を過ごしている。15年は、この大型カップルの動向から目が離せない。

 ◆綾瀬(あやせ)はるか

 1985年(昭60)3月24日、広島県生まれ。00年ホリプロスカウトキャラバン審査員特別賞を受賞し、芸能界入り。01年日本テレビ系「金田一少年の事件簿」で女優デビュー。04年のTBS系ドラマ「世界の中心で、愛をさけぶ」、09年の映画「おっぱいバレー」など主演作は多数。13年はNHK大河「八重の桜」で主演し、紅白歌合戦の司会も担当。14年は松坂と共演の映画「万能鑑定士Q」のほか、10月期の日本テレビ系連続ドラマ「きょうは会社休みます。」で主演。165センチ。血液型B。

 ◆松坂桃李(まつざか・とおり)1988年(昭63)10月17日、神奈川県出身。08年に雑誌「FINEBOYS」の専属モデルとしてデビュー。09年「侍戦隊シンケンジャー」主演で俳優デビュー。主演映画は「ツナグ」「今日、恋をはじめます」「ガッチャマン」。ドラマは12年NHK連続テレビ小説「梅ちゃん先生」、大河ドラマ「軍師官兵衛」など。12年、日刊スポーツ映画大賞石原裕次郎新人賞を受賞。今年は映画「マエストロ!」「エイプリルフールズ」「ピース

 オブ

 ケイク」が公開予定。183センチ、血液型A。