LGBTQをはじめとする性的少数者の理解促進を図ることを目的とした祭典「東京レインボープライド2022」が22日、東京・代々木公園で開催された。

祭典は新型コロナの影響でオンラインの開催が続き、3年ぶりに参加者を動員した。イベントには多様性を象徴する虹色のマスクをつけた人々が行き交っていた。この日は野外のステージで「LGBTQと法整備」などの公開討論会が行われた。祭典を主催する東京レインボープライド共同代表理事で、トランスジェンダーの杉山文野さんは「イベントには自分のセクシュアリティに誇りを持とうという意味がある。年に1回くらい集まって『ここにいます』と社会に伝えないと、いない人になってしまう」と話した。祭典は24日まで開かれる。