立憲民主党の泉健太代表は27日、会見で25日の衆院本会議代表質問で自民党の茂木敏充幹事長から児童手当の所得制限撤廃が提唱されたことについて、「多くの国会議員が吉本(新喜劇)並みにひっくり返った、ずっこけた話。10年前に所得制限を導入したのが、茂木幹事長だと言ってもいいぐらい」などと皮肉を込めて批判した。

岸田文雄首相は茂木氏の質疑に対して、明確な答弁はなかった。党総裁の岸田氏と茂木氏という、泉氏は自民党2トップの不一致? に「マッチポンプなのか、ちぐはぐなのか、茶番劇なのか。茂木さんと岸田さんの茶番なんて、どうでもいい。2人の寸劇なんて誰も見たいとも思っていない。国民、当事者からすれば結論は早く出してくれということに尽きる」と児童手当の所得制限の早期撤廃を要求した。