「停滞期を乗り越えるためのハウツー」も最後になります。食事での「悪い習慣」を改善していきましょう。最大の原因となる「むだ食」をヘルス&ダイエットエキスパート和田清香さんが解説します。エクササイズは体を丸めてゴロン、ゴロン…ゴロン、ゴロン…レッツ、ゴロン、ゴロン

 !

 みなさん、お元気ですか、和田清香です。タコボウズ記者こと寺沢卓さん(釣り担当)からメールが届きました。

 「3年ぶりぐらいに110キロを切ることができました。109・5キロです。今年3月、117・4キロだったから7・9キロ減りました。スイッチが入ったみたい」

 文面から察するに、やや興奮しているようです。この1週間は、食事面で気をつけてほしいことをいくつかお願いしていました。

 (1)早食いをやめる

 新聞記者さんなので「早飯も芸のうち」らしく、タコさん(略しました)も短時間で食事を終えるとのことでした。まず、よくかむことを覚えてもらいました。口に入れたものを最低30回はかむ。そこまでかむと自然となくなってしまいます。それとかむことで満腹感も引き出してくれるので、食べる量も調節できます。

 (2)大盛り、おかわりは禁止

 よくかむことができれば、食事で量を求めなくてもいいですね。並盛りで満足できる体をつくっていきましょう。

 (3)野菜を食べよう

 食事における野菜の比率を多くしていきましょう。消化吸収を助けてくれると思います。また、温野菜だけではなく、かみごたえのある生野菜も効果的です。

 タコさんは、この3つを守ってくれているようです。すべてを実行するのは、なかなか難しいかもしれませんが、まず1項目クリアしてみましょう。30回かむ習慣をつけられるかな?

 第27回おわり。

 [2015年2月13日14時31分]

 ★ゴロン~パート1

 しっかりと腹筋に力を入れていって、背骨はしなやかに使いましょう。すべての筋肉に意識を集中させて全身運動をしていきましょう。まずは、すねを抱えて、小さいボールに変身するイメージで。息を吸い込みながら後方にゴロ~ン。勢いではなく、腹筋で引き寄せるように再びスタートのポーズになる。グラグラせずピタリと止めましょう。

 ★ゴロン~パート2

 違う姿勢でゴロンしましょう。すねを床と水平にして、ひざを開いてください。手は足首に。手が届かなければ、持つのはすねでもOKです。背骨を下からグーン、と伸ばします。この姿勢をキープして、息を吸いながら後方に倒れて、はきながら戻る。やはり、腹筋を使って、勢いで戻るのはやめて、腹筋を有効的に使いましょうね。