後ろ姿に自信を持ちませんか?

 「北川弘美のはんなりエクササイズ」第3回は、日常生活で動かしにくい脚の裏側の筋肉を鍛えます。日頃から運動を欠かさない北川弘美がランニング中に取り入れている下半身ストレッチ2種類を伝授します。「お尻、太もも、ふくらはぎなど脚全体に効きますよ!」。北川直伝のトレーニングで、モデル脚が手に入るかも?

 ──体が硬いのですが…

 北川

 ストレッチでは呼吸を止めないことが大切。力が抜けて、柔らかくなる瞬間が分かるようになりますよ。ランジでは、前後大股に脚を開きましたが(1)歩幅を半分くらいにして立ちます(2)無理ない範囲で前屈しましょう。床に手が着く人はいけるところまで。

 ──膝までしか前屈できない

 北川

 体が硬い人は本当に無理をせず、歩幅を小さめにしてもいい。30~50センチくらいの間で調節してみて下さい。ふくらはぎ中心に脚全体を伸ばすので膝は曲げない。足首や膝の近く、関節以外を持つようにしましょうか。最後に(3)前足のつま先を天井方向に向けます。

 ──ポイントは

 北川

 お尻を天井に向かって突き出すイメージだと分かりやすいのでは。ストレッチは、ゆっくりじっくり伸ばしてみて下さい。

 ──流行のマラソンを始めたい人にもいいですね

 北川

 やり始めると体は変わります。ぜひ生活に取り入れて下さい。

 第3回おわり。【取材・構成=鈴木絢子】

 [2014年9月10日19時19分](1)半歩踏み出す。歩幅は30~50センチくらいで調整(2)出来る範囲で前屈。体が硬ければ両手で前足の足首から膝下の間に手をつく(3)前足のつま先を天井に向け、ふくらはぎを伸ばす(4)体が硬い人は歩幅を小さめにしてもいい。(5)膝は曲げずに足首や膝の近く、関節以外を持つようにする