今年一年、ドローン日記を御覧頂きありがとうございました。今回の練習フライトが、日刊スポーツ写真部・ドローン班の「飛び納め」となります。来年は練習場を飛び出し、現場で様々なドローン映像を撮影していきたいと思います。そのためにも、年始には国土交通省にフライト許可申請を提出しようと思います。申請が通り次第、皆さまにご報告させて頂きます。お楽しみに。


写真部ドローン班の5人です。左から小堀部長、私、山崎安、江口、河野です
写真部ドローン班の5人です。左から小堀部長、私、山崎安、江口、河野です

 さて、この「ファントム3」からの映像は、12月20日、横浜の「ドローンフィールド」で撮影しました。今回初めて、ドローン班の5人全員がそろいました。記念にダイソーで購入した画用紙で「日刊」という文字を作り撮影しました。コントローラーを持った私が、ドローンからの映像を手元で確認しながら「もっと激しく動いて」とみんなに叫んでいます。ドローンは音声が入らないので、いくらでも声を出せます。ちなみに、音声が入っても、プロペラの音がうるさすぎて、あまり意味がありません。よって、映像には音楽を付けました。


横浜の空に舞う「ファントム3」です
横浜の空に舞う「ファントム3」です

 音楽もそうですが、最近、動画の編集は自分でやっています。使用するソフトはアドビの「プレミア」です。今回は2つの動画ファイルを1つにつなぎ、テロップや題字を入れています。今回初めて「ドローン日記」の表紙を作ったのですが、これはアルバイトの梅ちゃんが作ってくれました。かっこいいですね。


小堀部長もコントローラーを手に笑顔です
小堀部長もコントローラーを手に笑顔です

 ちなみに「ファントム3」の映像は、4K動画で撮影されています。DJI社のファントムシリーズは性能がよく、カメラはドローンに付いています。ドローン購入前は、予算10万円程度で機体を、5万円くらいでカメラを購入しようかと思っていたのですが、カメラを買わなくて済みました。振り返ると、ドローンの事故が頻繁に報道され始めた頃で、航空法も変わり、飛ばせる場所も限られました。購入から約1年、ファントム3は飛ばすことなく、機材庫に眠っていました。


コントローラーに付けたiPadにはファントム3からの映像がこのように見えます
コントローラーに付けたiPadにはファントム3からの映像がこのように見えます

 そんな折、DJI社のドローン正規代理店「セキド」の無料講習会を知り、参加してみることに。ここで初めて1分だけドローンを飛ばし、その性能の良さに感動。しばらくして、セキドがドローン専用練習場「ドローンフィールド」をオープンさせ、即、会員となり、月に1、2回程度、自分の機体でフライト練習を繰り返しています。セキドさんには大変お世話になっています。


今年1年、ありがとうございました。2017年もよろしくお願いします
今年1年、ありがとうございました。2017年もよろしくお願いします

 これからドローンがどれだけ世の中で活躍していくか、楽しみでなりません。海外ではドローンの宅配サービスも始まり、国内でもゴルフ場で活用されているというニュースも見ました。もちろん報道の現場でもドローンが導入され始めています。2017年には、我々も現場で実際に撮影し、皆さまにその映像をお届けできたらと思います。ドローン日記ともども、よろしくお願いします。【写真部・鹿野芳博】


◆株式会社セキド http://sekidocorp.com/

◆SEKIDODJIドローンフィールド http://sekidocorp.com/drone_field/