夏恒例となった茨城・久慈川のアユ釣りでぇ~す。フィッシングナビゲーター永浜いりあが、今年4月に中学生になったばかりの佐野代吉くんと一緒に挑戦しました。代吉くんは友釣りが生まれて初めてのチャレンジ。なんとヒット6匹。すごーい。関東屈指の清流、久慈川で天然アユの強烈な引きも楽しめましたよ♪

 雨が欲しいですよね。今、梅雨なのに。もうちょい水が出てくれれば、泥をかぶった石もきれいになるのにね。アユにとって川の石は、元気のバロメーター。きれいな石に付着するけい藻類-「アカ」と呼びます-をアユは食べて大きくなるの。ここ久慈川は、まだきれいな石や岩が残っていて、アユがそのアカを食べるのに口を押しつけて食べちゃう。そのときに石に黒い食べた痕跡が残るのね。それを「ハミ跡」っていうんだけど、いっぱいあった。久慈川は元気なアユでいっぱいだよ。

 今回は中学1年の代吉くんの「初めての友釣り」も見届けましたよ。地元のアユ師や普段はヘラブナ専門の大関実さんにコーチしてもらって「代吉、センスあるなぁ」ってホメられてましたね。6匹釣ったもんね、代吉くん。やったね。

 トロ場よりも、流れからちょっと離れた岩の周りが釣れるみたい。しかも朝イチじゃなくて、気温や水温が上がってくる午後からがいいかも。

 だから、みなさ~ん、ゆっくり来ても大丈夫よ。JR水郡線の袋田駅周辺や、大子町役場の近くの観光ヤナ場は駐車場も広いですよ。天然遡上(そじょう)のヒレのピン、としたアユと遊べますからねぇ~。

 ▼宿 久慈川「菊池商店」【電話】0295・72・3037。年券8000円、日釣り券1500円。オトリアユ1匹400円、3匹1000円。久慈川漁協【電話】0295・52・0038。