日本海神恵内村の白川沖で五目釣りが本格化している。4日に出掛け、ヤナギノマイの25~32センチサイズが1人20~70匹、マダラの55~75センチ級が10~15匹釣れ、大型クーラー満杯の大漁だった。

 午前5時、白川漁港から第18福生丸(川上忠次船長、【電話】0135・77・6026)に乗船。エサにはイカ、赤イカ、サンマを使用。開始早々からヤナギノマイは食い付きが良く、追い食いで7~8匹釣れた。潮の流れも良好で、1カ所のポイントで仕掛けを2回ほど降ろすこともでき、魚の食いがすこぶる順調。中型が主体で、この海域のレギュラーサイズが数多く釣れた。仕掛けで差があり、針は小さめが良かった。

 この時期はヤナギノマイとマダラが1度に釣れることも多々ある。マダラの主体は60~70センチで1度に4匹や、追い食いで6匹ヒットした。タラシャクリで狙う人もいて、エサ釣りより良型が上がっていた。その後は単発になり、午前10時30分で沖上がりとなった。釣果はほかに35~40センチのホッケが1人10~15匹だった。

 タラシャクリで良型マダラを釣り上げた札幌市の荒又義臣さん(69)は「ヤナギノマイは少なかったが、楽しめた」と笑顔。川上船長は「ヤナギノマイ、マダラは早い時間帯の食いが良く、今後も続く」と話しており、まだまだ期待できそうだ。【リポーター・竹鼻雅己=61】