エンゼルス大谷翔平投手(23)が23日(日本時間24日)、本拠地エンゼルススタジアムで左投げ調整を行った。

 ブルージェイズ戦の約5時間前にグラウンドに姿を現し、ダッシュなど軽めの調整。現在は、28日(同29日)に行われる右肘の再検査を待っている段階のため、水原通訳を相手に右手の代わりに左手で5球、投げた。

 前日には右手も使って両手でバットをスイングしており、ソーシア監督は「それはモンダイアリ。罰ゲームとして今日、左投げをさせたよ」と明かしたが、これは冗談で「大したことではない。チェックしたら、彼もメディカルスタッフも(両手スイングは)問題ないと言っていた」と、ほっとした様子だった。

 大谷の順調な回復ぶりについて、同監督は「医療スタッフが(28日に)評価するまでは何とも言えないが、セイゲン(制限)ナシになることを望んでいる」と日本語を交えて話した。(アナハイム=斎藤庸裕)