お騒がせ歌手のジャスティン・ビーバー(21)が、メキシコのトゥルムにある遺跡で問題を起こし、追い出されたことがわかった。

 現地の新聞スパニッシュ・デイリー紙などによると、ビーバーは現地時間の7日、新恋人と噂されるヘイリー・ボールドウィン(18)や仲間たちとともに、メキシコ南東部のカリブ海沿岸の有名リゾート地カンクンから1時間ほどのところにある世界遺産、トゥルム遺跡を訪れたという。ビーバーは遺跡の禁止されている場所に登った上、パンツを下ろし、セルフィーを撮ろうとしたらしい。

 13世紀に建てられた遺跡の一部は通行が遮断され、遺跡に登ることも禁じられているが、ビーバーは注意した警備員を怒鳴りつけたという。しかも、ビーバーとその一行は禁止されているにも関わらず、遺跡にビールを持ち込もうとしたという。

 ビールなしでの入場を許可されたビーバーだが、侵入禁止となっている遺跡の一部に登り、パンツを下ろしたため、激怒した警備員とビーバーのボディガードが口論になったようだ。スタッフが警察に通報したが、警官らが到着する頃には、ビーバー一行は遺跡を後にしていたという。(ニューヨーク=鹿目直子)