1980年代から1990年代前半にかけて、NHKで放送された人形劇「にこにこ、ぷん」が6日、Eテレで放送された。これに、SNSに歓喜のコメントが殺到し、大きく盛り上がった。「にこにこぷん」は、インターネット上のトレンドワードにもなった。

「にこにこぷん」の正式名は「にこにこ、ぷん」。NHKのホームページによると、1982(昭57)年4月5日から1992(平4)年10月3日まで放送された人形劇で、「にこにこ島」を舞台に、じゃじゃまる、ぴっころ、ぽろりの3人のキャラクターがともに笑い、ときにはけんかをして泣き、またあるときは冒険をしたりする、勇気と友情あふれる物語だ。

この日のNHKの番組表には「おかあさんといっしょ うたのリクエストスペシャル にこにこ、ぷん」のタイトルで「歴代のお兄さんお姉さんや、人形劇のキャラクターに会える特別番組『うたのリクエストスペシャル』。今回は『にこにこ、ぷん』を特集します」と記され、6日午前10時半から30分間放送された。

SNS上には「にこにこぷん懐かしい」「突然NHKでにこにこぷん始まって泣いた 3人とも意味わからんくらい歌うめぇよ!!!!!!!!!!」「にこにこぷんのトレンド入りに何事かと思ったら今朝に再放送されてたなんて。観てたのは幼稚園に通ってた頃だし本当に懐かしいよ」「にこにこぷん、懐かしかった‥ 懐かし過ぎて、記憶から殆ど消えてた‥」「にこにこぷんドンピシャ世代なので朝から楽しく歌って踊ってしまった」など、久しぶりのじゃじゃまる、ぴっころ、ぽろりとの再会を懐かしむ声が続出した。

一方で、見逃したとみられるユーザーからは「にこにこぷんやってたのか 知らなかった」「だからにこにこぷんをやるなら前から大々的に宣伝しろと……」などのコメントも寄せられた。