25日、太平洋側胆振沖で好調なソウハチを狙った。これまでは登別沖から幌別沖、鷲別沖で順調だったが、今回は駒ケ岳が望める地球岬沖に出掛けた。25~35センチのソウハチが1人当たり120~180匹、45センチ~55センチのスケトウが同10~15匹と上々の釣果だった。

 午前4時30分、登別漁港から第11漁運丸(本間光好船長、【電話】0144・87・2228)に8人が乗船、水深83~86メートルを攻めた。早朝群れは濃くなく、水深85メートル前後でタナは18~25メートルと浅かったが、上下させながら2~3匹や5~6匹が釣れた。時間経過とともに群れの状態が目まぐるしく変わった。本間船長の指示するタナに合わせ、何度か場所も移動を余儀なくされた。タナを多少下げ30~35メートルにすると群れが濃くなり、針数釣れることもあった。同じタナでスケトウも上がった。この海域の底付近は濁りがきついようで、ソウハチとスケトウは浮いていた。

 出港から多少時間がかかったが、大型クーラーを満杯にする人もいて満足のいく釣行だった。釣り場を的確に示してくれた本間船長は「ポイントは遠いながら数は釣れ、今後も期待できる」と太鼓判を押した。【リポーター・竹鼻雅己=63】