リオデジャネイロ五輪に出場するシンクロナイズドスイミングの日本代表が29日、成田空港から出発した。

 井村雅代ヘッドコーチ(65)は「ロンドン五輪では開会式に出席できなかった。今回は開会式を経験させたい」とし、その後サンパウロで休養しつつ、細部の仕上げに専念する。また、ロシア選手のドーピング問題については「これは私の考えですが、国ぐるみでドーピングをしたのなら国ぐるみで制裁を受けるべき。国の強さを示すために選手を道具としか考えず、人間の尊厳を大切にしていない。許せない」と、語気を強めた。なお、注目の水着については天照大神(あまてらすおおみかみ)をイメージし太陽をモチーフにしていると、一端を明かした。