日本陸連が15日、名古屋市内で会見を開き、9月の愛知・名古屋アジア大会代表の内定選手を発表した。
昨年9月の世界選手権東京大会5位入賞で早期内定をしていた村竹ラシッド(24=JAL)が「優勝&アジア新記録」を宣言した。
昨秋に内定が決まっていたため、代表選考会を兼ねた日本選手権には出ず、現在は海外転戦を重ねながら調整に励む。今季初戦の木南記念(5月)でマークした13秒05は現在も今季国内トップだ。
今季は世界最高峰のダイヤモンドリーグ、秋に初開催される世界アルティメット選手権、アジア大会の3大会をメインに置く。
1994年広島大会以来32年ぶりとなる自国開催のアジア大会には「今からすごく楽しみ。優勝とアジア記録(12秒88)の更新を目指したい」と誓った。
12日の日本選手権ではアジア大会のメイン会場となるパロマ瑞穂スタジアムで2024年パリ・オリンピック(五輪)金メダルで、チームメートの北口榛花(28)のサポートに徹した。
スタンドから北口に声をかけるシーンもあり、今季ベスト62メートル86の逆転優勝&アジア代表内定を後押し。「本当に微力ではあったんですけども、ちょっとでも優勝に貢献できたらよかったと思いますし、あと久しぶりに60メートル以上を投げられた。あの瞬間に立ち会えたことは本当によかったなと思っています」と笑顔で振り返る。
種目は異なるが、世界の頂を極めた北口への尊敬の思いも口にした。
「北口さんは世界選手権やオリンピックで金メダルを獲得している僕の目標とするアスリートの1人でもあるので、早くそこに追いつきたい思いもある」。
日本の第一人者同士で秋に目指すのはアジアの頂だ。
「同じ所属選手としてもアジア大会もそうですし、今後の世界大会を一緒に頑張りたいなという思いもある。これからも一緒に頑張りたい」。
来年秋の世界選手権北京大会、28年ロサンゼルス五輪に向かって大きく羽ばたくために、今と向き合う。

