東京オリンピック(五輪)・パラリンピック大会組織委員会の森喜朗会長(83)が4日夜、BSフジの「プライムニュース」に生出演した。

3日の日本オリンピック委員会(JOC)臨時評議員会で「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる」など女性蔑視とも取れる発言をしたことについて、夫人から「謙虚に」と言われたことを明かした。

「長い政治生活で負の面の方が多かった。だいぶ家内は苦労したと思う。政治家を引退し、もう苦しめることはないだろう。(組織委会長職が)最後のご奉公と思っていたら、また家内に心配をかけてしまった。でも、はじめは怒っていましたが、今朝は笑い顔で『謙虚にやりなさいね』と。娘と孫が心配していた。1日、寝られないと徹夜だったそうで、かわいそうに、寝不足だったのか孫が会社で倒れたらしい。明日でも慰めて謝っておこうと思います。内政上、重要な課題ですよ。うちの家族は男1人で女性5人。いつもは1対5なんですが、今朝は家内が『2対4だから』と。誰が味方についてくれたのか分かりませんが、うれしかったですね」と話した。

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